科名:シソ科
属名:ハッカ属
学名:Mentha × piperita Ctrata
英名:Eau De Cologne Mint
原産地:ヨーロッパ
開花時期と花色:7月下旬〜9月上旬・濃いめの藤色
用途:ポプリ、ハーブバス、アルコール抽出して台所の小蝿除け、観賞用。
*食用には向きません。
甘い香りのペパーミントの一種 茎も紫色がかった深緑色で、青い藤色の花を咲かせ、観賞用としても楽しむ事が出来ます。甘い香りがするので、人気のあるハーブです。 風にそよいでコロンのような上質の香り甘い香りが漂ってくると、気持ちが癒されます。 草丈は30cm〜50cmほどですが、時にはもっと草丈が伸びる事もあります。丈夫で成長も早く、株分けや挿し木で増やすことが出来ます。 柑橘系のさやかな香りもすることから、ベルガモットミントとも呼ばれています。
注意点
1)繁殖力旺盛で、地下茎とランナーで爆発的に増えて、他の植物の発育を妨げることがあります。 プランターや鉢で育てるか、庭植えするならば、深さ15〜20cm程度の仕切りをつけると良いでしょう。
2)他のミントと交配しやすい性質を持ち、雑種になると香りは薄くなります。すでに別のミントを植えているなら、かなり離して育ててください。
3)花が咲いた状態で育てると、香りが鈍くなります。花は摘み取って、花瓶などにいけて、観賞用にすると楽しめます。
4)中性かアルカリ性の土を好み、酸性では枯れます。
5)やや湿った場所を好む傾向にありますが、真夏の過湿には弱い傾向にあります。
6)乾燥は若干弱い傾向にあります。 極端な乾燥はオーデコロンミントを枯らす原因になります。
*水遣りは普通に 鉢植えにした場合には、土が乾いたら、鉢底から水が染み出すくらいに、たっぷりと水やりをします。
*冬に注意 冬になると地上部が枯れてしまうことがありますが、地下では根が生きています。春になれば、また芽が出て私たちを楽しませてくれます。 地上部分がなくなってしまっても、たまには水やりをしてください。極端に乾燥すると、地下茎まで枯れてしまいます。 庭植えしている場合は、自然の雨で十分で、水やりの必要は殆どありません。
*ミント類は肥料が多いと香りが鈍くなるので、肥料は控えめにしましょう。
*アルカリ性の土を好む アルカリ性か中性のを好みます。日本の雨は弱酸性でなので、雨にさらしておくと土壌が酸性に傾き枯れる原因になります。 苦土石灰などで、中和させてください。雨ざらしにしていると、徐々に酸性に傾き、オーデコロンミントは枯れます。